遅くなりましたが、先月の大阪トライアスロン舞洲大会に参加、無事にゴールする事ができました。
1年目でまだ実績がなかった事から、スプリントディスタンス(スイム0.75km・バイク20km・ラン5km)にしか出場できなかったのですが、漸く念願のトライアスロンデビューを飾る事ができました。

目標としているアイアンマンディスタンス(スイム3.8km・バイク180km・ラン42.195km) への挑戦に向けて、まずは順調な踏み出しと言ってよいのではないでしょうか。
これで狙い通り来年からはロングディスタンス、アイアンマンディスタンスとステップアップする事ができます。 

さて、レースの概観ですが、今回はトライアスロン初参加ということで何よりも無事にゴールする事を優先に、最後のランまではひたすら慎重に先行する選手を追いかけるという腹つもりでした。
が、さっそく大会前日の夜中に初めてウェットスーツを試着して、脱げなくなるというトラブルに見舞われました。
(「ウェットスーツ 脱ぎ方」でググって何とか事なきを得ましたが)

当日の朝は職場の同僚(トライアスリート)にレースのあれこれを教えてもらいながら、コンセントレーションを高めます、と言えば聞こえはいいですが、久しぶりの順位が着くイベントへの参加という事もあって緊張は隠せません。

スイムの予定は溺れない、迷わない、ちぎれない、です。ウェットスーツのおかげで安心して泳げましたが、息継ぎをするのに必死で自分の順位は全くわからずに蛇行を繰り返すばかり。
何とか陸に上がったところで、おおよそ真ん中くらいにいる事は把握できました。

バイクはヘアピンによる折り返しが多数あることに加えて、当日は雨が降っていたため、 とにかく落車を避けて唯一の勝負所である夢舞大橋の上り以外では心拍数も180bpmを超えないように、慎重に走りました。
途中で、先行してスタートした組から遅れた選手の集団に付いて行かざるを得ないなど、消化不良な点もありましたが、大会の運営や安全を考えると我慢するしかありません。 
予定通り大橋の上りではグングンと順位を上げる事ができ、「これはひょっとすると表彰台も狙えるのでは?」という考えが頭をよぎりました。
何だかんだで、バイクは無事にゴール。そそくさとビンディングシューズからランシューズに履き替えて最後の勝負に備えます。

ここで靴を脱ごうとした瞬間左ふくらはぎがつりました。
走り出そうとした瞬間、左ハムストに違和感あり。
同僚から声援を受けるも「足つったー」と叫ぶのが精一杯。
とりあえずやけくそで、足をガンガン叩きながら走り出します。頑張れ俺の太もも。
ランが始まるころには雨もやんで、強い日差しが差し込んできました。
スプリントはマラソンで言えばハーフマラソンに相当するので、水分補給はそこそこで良いと考えていましたが、心拍数はマックス、久しぶりのハイペースで頭がくらくら、吐き気もしてきました。
途中でスタッフさんから頂いた水をかぶりながら、折り帰して先にゴールする選手に自分と同じ種目の選手がいないかチェック。
中盤で足がつりそうになって一旦停止してしまったものの、結局ランでも順位を上げてゴールする事ができました。
自分より先にゴールしていた選手は2人しか確認しなかったのですが、最終的には50人ほど参加して6位に入賞する事ができました。
 上位の選手とはスイムの時点でかなりの差が付いていたようです。

今回の大会に参加する事で、上位10%以内に入りたいという気持ちと、アイアンマン世界選手権への憧れが芽生えたのを感じました。
また、計画的なトレーニングと、高い強度の運動に耐えられる身体作りに取組む必要があることを痛感しました。
このスポーツにはエグゼクティブなポジションにある社会人に愛好家がいる事から、仕事、生活、トレーニングと上手くマネジメントする事が肝であると思い、30を過ぎた自分がこれからの人生の中でチャレンジしていくには非常に魅力があると思います。
まずは来年のアイアンマンディスタンスに向けてコツコツと準備をしていきます!