近江の人々が琵琶湖をマザーレイクと称える感情が、遠江の私が浜名湖に対して抱くそれとおなじなのかなと思います。
本籍地で発行すべき書類があり、実家に立ち寄りました。
潮の香が呼び覚ます記憶は、私にとってよいものばかりでもありません。
卒業した地元の中学校では、遠泳という伝統行事がありました。
水泳に得意意識をもちあわせていなかった私にとって、2.5kmの平泳ぎは苦難以外の何物でもありませんでした。
よく完泳したものだ、つくづく思います。
もし、あの13歳の夏に嫌なことから逃げ出して水に対する苦手意識をもったままであったら、その2年後にボート部に入ることもなかったでしょう。
やまざき
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